コンサの奴隷

北海道コンサドーレ札幌サポーターのブログです


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DJ潮音勝てない説の真相を探ってみた

サポーターの関心度が高いスタジアムDJ論争

前回の記事を公開してから、このブログのアクセス数が1日平均で普段の20倍くらいになりました。

どうやらTwitterFacebook、サポーターのブログなどで拡散されたようです。

sultanofnopporo.hatenablog.com

予想外の反響に驚きましたが、それだけDJ論争がサポーターにとって関心が高いということがうかがえます。

ただ、前回の記事では今季(2017年)のDJごとの勝率を提示しただけになってしまったので、今回はなぜそのような結果になったかもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

スタジアムDJと勝敗の関係

まず、スタジアムDJが誰かによって選手のプレーに影響を与えることはあるのでしょうか。

これはどう考えてもないと思います。

仮にスタジアムDJに試合前から罵倒され続けていたら、元フランス代表の某選手のようにカンフーキックを喰らわせたくなるかもしれませんが、そんなDJであればとっくにクビになっているはずです。

話題のDJ潮音さんは一部サポーターの間で「よく噛む」とか、「選手の名前を間違える」と批判されているようですが、その程度のことでプレーに影響することはまずありえません。

 

では「潮音だと勝てない」説は、どうして生まれたのでしょうか。

前回の記事に書いた、潮音さんは日曜日の試合を担当することが多いということが謎を解くカギのような気がして、まずは昨シーズン(2016年)の担当DJを調べてみました。

以下は2016年のコンサドーレの戦績とスタジアムDJの一覧です。

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表中の担当DJは前回と同じくYouTubeでアップされている動画でスタジアムDJを特定していきました。

普段ラジオをあまり聴かないので、男性DJの区別は若干あやしいですが、唯一の女性DJである潮音さんは間違えることはないと思います。

あと、高山さんの声(というか話し方)も特徴的なので自信があります。

なんと、この年の潮音さんは全勝という結果でした。

 ※以下2016年のDJごとの勝敗数です。

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大勝した岐阜戦(5-0)や横浜FC戦(5-2)も担当していたので得失点差を加味すると全DJの中で最もいい結果を出していたようです。

この年はホームで1敗しかしていないので、成績が悪くなるはずがないですが、他のDJと比較してもいい成績であることは一目瞭然です。

早速、「潮音だと勝てない説」があやしくなってきました。

この年、担当した4試合のうち日曜日が2試合、月曜日が1試合、土曜日は1試合となっています。

やはり日曜日の担当が多くなっています。

毎週金曜日の夕方にafterglow & beyondという3時間のラジオ番組を担当している潮音さんが、翌日土曜日にスタジアムDJを担当することは基本的にはないのだと推測できます。

日曜開催の意味

昨年までJリーグでは原則J1は土曜日、J2は日曜日開催ということになっていました。

今年は必ずしもそうではないようですが、J1は基本的に土曜日に試合が開催されているのは間違いありません。

そんな中で日曜日に開催されるということはどういう場合かというと、多くは週の途中(主に水曜日、いわゆるミッドウィーク)に試合が組まれた次の試合となります。

土曜日 ー 水曜日 - 日曜日 というように中三日での過密日程となり、疲労が蓄積した中での試合が多くなります。

3試合連続でホームゲームということはほとんどないので、過密日程3試合目は直前に移動を伴うアウェイ戦もこなしている場合がほとんどでしょう。

コンサドーレの場合は必然的にアウェイ戦は飛行機での長距離移動を伴います。

他のチームに比べ移動による疲労は多くなるので、移動後の過密日程3試合目(=日曜日)はコンサドーレの選手にとっては回復も遅れるコンディション的に難しい試合になることが想像できます。

実際、今シーズン(2017年)は日曜日のホームゲームの戦績が2分3敗と勝ちなし、うち3試合は直前の水曜日に試合が組まれていました。

 

DJ潮音の担当試合について

もう一度、潮音さんが2017年に担当した試合を確認してみます。

 

6月4日(日)神戸戦(●1-2)

この試合は直前の5月31日(水)にルヴァン杯の柏戦(ホーム)を戦っています。

神戸戦のスタメン11人のうち8人が柏戦でもスタメン、1人が途中出場と、主力を休ませたという試合ではありませんでした。

さらにその前の週は5月20日(土)アウェイ新潟戦、24日(水)にルヴァン杯ホーム仙台戦、27日(土)はアウェイ鳥栖戦と3試合をこなしており、神戸戦は2週間で5試合という過密日程の最終戦だったことになります。

神戸戦自体も前後半の終了間際に失点して逆転負けという内容で、選手の疲労が関係した可能性も感じさせます。

 

8月9日(水)横浜戦(●0-2)、13日(日)甲府戦(△1-1)

こちらも過密日程の2戦目、3戦目で、8月5日(土)にアウェイでセレッソ大阪と対戦した直後でした。

ちなみにこの3連戦ですが最後に対戦した甲府は1戦目(5日)と2戦目(9日)をホームで戦っています。

試合開始時点で、出場したコンサドーレの多くの選手が大阪への往復を移動済ませているのに対し、甲府の選手にとって3連戦中の移動はこの日の甲府ー札幌間の片道のみということになります。

移動による疲労は帰ってからも残る、連戦で回復が遅れると考えると、ホームでもそれほどコンディション面で有利ではなかったのかもしれません。

 

10月29日(日)鹿島戦(●1-2)

この試合に関していえば、直前の水曜日に天皇杯を延長・PKまで戦った相手に対し、コンサドーレは試合なしと、コンディション面では圧倒的に有利でしたが、王者の貫禄を見せつけられ敗戦、普通に相手が強かったというところでしょうか。

 

というわけで担当4試合のうち3試合はコンディション面で厳しい日程だったというのが私の推測です。

 

結論(あくまでも仮説ですが)

ここまで調べてみて、スタジアムDJ論争とはおおまかにいってこんなことじゃないかな、という仮説を考えてみました。

 

・日曜日や水曜日のホームゲームは過密日程の中、コンサドーレの選手が長距離の移動で疲弊した状態で行われる場合が多いため、勝てる可能性が低くなる

・必然的に日曜・水曜のスタジアムDJを担当することが多い潮音さんは勝率が低くなる

・「スタジアムDJが潮音だと勝てない」というイメージがサポーターに広まる

・悪いイメージがあるので些細なミスや言い回しが気になり批判される

 

要は「潮音がDJだから勝てない」ではなくて「勝つ可能性が低い試合の担当DJが潮音」ということです。

「交番の多い地域は犯罪率が高い」からといって交番を減らせば犯罪率が減るわけではないというのと同じことです。

潮音さんを替えれば勝てるようになるわけではないのです。

 

私も今後は「損な役回りを引き受けてくれる潮音さんには感謝しなければならない」、というスタンスで応援していきたいと思います。

議論の余地はあると思いますが、これ以上検証する余裕もないので、あとはこういう話題が好きなサポーター同士で盛り上がってください。

 

おまけ

2016年シーズンに月曜開催のホームゲームが3試合ありました。

「日ハムが札幌ドーム使うから仕方なく月曜開催」ということになっていたと思いますが、日程を見るとうまい具合に過密日程回避につなげています。

9月26日(月)の町田戦の直前の平日はなにも試合がないですが、天皇杯で勝ち上がっていたら、22日(木)に鹿島戦になっていたので、計算された月曜開催ではないかとも解釈できます。

いろいろ調べてみると、運営の方も細かいところを考えているのかもしれないな、と感じることができました。